アンティークの脚付きプレートやコンポティエを追加しました。
食卓に立体的な魔法を。高さを愉しむフレンチアンティークの器たち
本日は、フランスのさまざまな古窯から届いた、どこか特別で、どこか愛らしい「脚付きの器(コンポティエ)」をアップしました。
▍なぜ、コンポティエに惹かれるのか。
アンティークのテーブルウェアを集めていくなかで、多くの方がいつかは手に入れたいと憧れるのが「コンポティエ」。
その最大の魅力は、「食卓に美しい立体感を生み出してくれること」にあります。
普段の食卓に並ぶお皿は、どうしても平坦になりがち。そこに、すっと一本の脚で立ち上がるコンポティエがひとつ加わるだけで、空間に心地よいリズムと奥行きが生まれます。
まるで、お気に入りの絵画のワンシーンをテーブルの上に仕立てるような、不思議な魔法を持った器なのです。
▍可憐に、シックに。三者三様の「高さ」と「表情」
今回ご紹介する脚付きの器たちは、窯元も違えば、背の高さや描かれたパターンの雰囲気もそれぞれ個性的です。
① 清楚でモダンな幾何学模様と、南仏の風を纏う「Choisy Le Roi」
しっかりとした高さ(約10.5cm)があり、センターピースとして主役を張ってくれるのが、ショワジールロワ窯の2点。 クローバーのような葉がリズミカルに並ぶ「Champigny」は、甘さを抑えた清楚な佇まいで現代のインテリアにもすっきりと馴染みます。一方、南仏の野生の花々が生き生きと描かれた「Provencal」は、お皿の内側から側面、さらには脚の裏まで野花が散りばめられており、どこから眺めても絵になる美しさです。
② 知的な気品漂う、ボルドー窯の至高の名作
同じく高さのあるコンポティエとして届いたのが、ジュール・ヴエイラール(ボルドー)窯の「Guirlande」。 グレイッシュなブルーの濃淡で描かれた花綱模様と、中央に鎮座するバラ窓のようなメダリオンは、思わずため息が出るほどの高貴さ。さらにこちらは、当時のパリの高級美術食器店「MARIN VERMONT」のバックスタンプが入った、歴史のロマンを肌で感じられる特別なひと品です。
③ さりげなく、優雅に高さを添えるロータイプ
「あまり高すぎるものは使いこなせるか不安……」という方には、背が低めの脚付きプレートがおすすめです。 サルグミンヌ窯の「Mignon」は、その名の通り“愛くるしい”グリーンの花々が優しくリムを彩る、高さ約3.5cmのコンポティエ。そしてロンウィー窯の「Rambouillet」は、グレーグリーンのシックなニュアンスカラーが大人の気品を漂わせる、高さ約4.8cmのひと品です。
これらは平皿の延長線として気軽に使いやすく、それでいて確かな特別感を演出してくれます。
④ 新しい提案。スーピエールスタンドをコンポティエのように
今回、一際クラシカルな佇まいを見せているのが、サルグミンヌ窯の「Maintenon」。 こちらは本来スーピエール(スープ入れ)の受皿ですが、中央の独特な凹凸と美しい多色刷りの紋章模様がとても魅力的。程よい高さ(約3cm)があるため、現代の暮らしでは「背の低いコンポティエ」として、ホールケーキや焼き菓子を乗せて使うと、他にはない唯一無二のコーディネートをお愉しみいただけます。
▍用の美。焼き菓子、フルーツ、そしてディスプレイスタンドとして
「コンポティエって、何を乗せたらいいの?」とお客さまからご質問をいただくことも多くあります。
特別な日のホールケーキはもちろん最高に映えますが、日常使いなら、お気に入りの焼き菓子(マフィンやカヌレ、クッキー)を少し余白を残しながら並べるだけで十分。お菓子の焼き色のブラウンと、古い陶肌やブルー・グリーンのインクは驚くほど美しく調和します。
また、季節のフルーツ(葡萄やイチジク、チェリーなど)を無造作に転がしておくだけでも、それだけで静物画のような佇まいに。
食卓で使わない時間は、お部屋のコンソールやキャビネットの上で、ドライフラワーやキャンドル、お気に入りのアクセサリーを飾るディスプレイスタンドとしても大活躍してくれます。
ぜひご覧くださいませ
