アンティークピシェを多数アップしました。
一堂に会する奇跡。コロンと愛らしいフランスの「ふっくらピシェ」特集
本日ご紹介するのは、フランスから届いた19世紀末〜20世紀初頭を中心としたアンティークピシェ(水差し)です。
今回のラインナップ、実はある「特別な共通点」があります。 それは、どれも高さを抑えて横にコロンと丸みを帯びた、愛らしい「ふっくらシルエット」だということ。
ひと口にピシェと言っても、縦長のシュッとしたものから大ぶりなものまで様々ですが、日本の住空間や現代のインテリアに最も馴染みやすく、飾りやすいのがこの「ふっくら」とした形。これほど形の揃った美しいピシェたちが、様々な窯元・絵柄で一堂に集まる機会は本当に珍しいことです。
それぞれの個性を少しだけご紹介します。
彩り豊かな絵柄と名窯の競演
-
王道のブルー&ブルーグリーン 咲き誇る花々が美しいLunevilleの「JARDINIÈRE」や、深みのあるブルーグリーンでジャスミンが瑞々しく描かれたBadonvillerの「JASMIN」。活ける植物を最も美しく引き立ててくれる万能カラーです。
-
空間に溶け込むシックなブラウン 木製家具や古家具と抜群の相性を魅せるブラウン。今回写真でご紹介したSalins窯の鳥とバンブーの柄をはじめ、Luneville窯のどこか静けさを纏う「シノワズリ柄」、Gien窯の細密な「FLEURS VARIÉES」など、秋のドライフラワーにもぴったりの渋みが揃いました。
-
儚くも華やかなボルドー(ルージュ) Creil et Montereauの瑞々しい「BOUQUETS」や、流通数の少ないリヨン窯が手掛けたクリスマスローズの柄「ROSE DE NOËL」。パキッとしすぎない絶妙なルージュカラーは、インテリアの贅沢なアクセントになってくれます。
-
潔い造形美を楽しむホワイト Digoin & Sarregueminesの絵付けのないホワイトピシェ。一切の装飾を削ぎ落としたからこそ際立つ、ぷっくりとした彫刻的な造形美は、ただ置いておくだけで絵になる佇まいです。
「花を生ける器」としての優秀さ
今回ご紹介するピシェたちは、どれも間口が広く、重心が低いため、驚くほどの安定感があります。
そのため、季節のフレッシュな草花をラフにバサッと活けても格好がつきますし、お気に入りのドライフラワーをたっぷりとボリュームよく飾るのにも最適です。
一部、100年以上の長い旅路の中でライン(ひび)や小さな欠けなどのダメージを負った子たちもおりますが、その分、花器として気兼ねなく日常使いしていただけるよう、良心的なお求めやすい価格にてご紹介しております。それも含めて、アンティークが美しく育った風合いとして愛おしんでいただけたら幸いです。
お気に入りのチェストや、毎日の食卓の上に、ぽんと置くだけで景色を変えてくれる主役級のピシェたち。 100年の時を超えて受け継がれてきた名窯の気品を、ぜひ日常のインテリアに取り入れてみてくださいね。
本日も皆さまのお気に入りと出会えますように。
